この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第16章 愛を囁く騎士、揺れる歌姫
「本当に?」

 美名はソファの端っこで身を固くする。
 
「本当だよ」
「何かしたら、殴るからね」
「分かった分かった。ほら、料理が冷めるよ。おいで」

 揚げたてのポテトやチキンやたこ焼き、ヤキソバが大皿に盛り付けられている。
 翔大は小皿に料理を取り分けて手招きした。

「ほら、ケーキも来てるよ。乾杯しよう」

 美名がおずおずと隣に座ると、翔大はニッコリ笑ってアイスミルクティーのグラスを差し出した。

「あ、ありがと」
「お酒じゃなくて残念だけどね」

 二人はお互いのグラスを軽くぶつけた。

「美名、デビューおめでとう」
「……しょう君も、おめでとう……て、私のバックバンドで、いいの?」
「いいに決まってる」

 きっぱり言う翔大に心がまた揺れる。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ