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eyes to me~ 私を見て
第16章 愛を囁く騎士、揺れる歌姫

「本当に?」
美名はソファの端っこで身を固くする。
「本当だよ」
「何かしたら、殴るからね」
「分かった分かった。ほら、料理が冷めるよ。おいで」
揚げたてのポテトやチキンやたこ焼き、ヤキソバが大皿に盛り付けられている。
翔大は小皿に料理を取り分けて手招きした。
「ほら、ケーキも来てるよ。乾杯しよう」
美名がおずおずと隣に座ると、翔大はニッコリ笑ってアイスミルクティーのグラスを差し出した。
「あ、ありがと」
「お酒じゃなくて残念だけどね」
二人はお互いのグラスを軽くぶつけた。
「美名、デビューおめでとう」
「……しょう君も、おめでとう……て、私のバックバンドで、いいの?」
「いいに決まってる」
きっぱり言う翔大に心がまた揺れる。
美名はソファの端っこで身を固くする。
「本当だよ」
「何かしたら、殴るからね」
「分かった分かった。ほら、料理が冷めるよ。おいで」
揚げたてのポテトやチキンやたこ焼き、ヤキソバが大皿に盛り付けられている。
翔大は小皿に料理を取り分けて手招きした。
「ほら、ケーキも来てるよ。乾杯しよう」
美名がおずおずと隣に座ると、翔大はニッコリ笑ってアイスミルクティーのグラスを差し出した。
「あ、ありがと」
「お酒じゃなくて残念だけどね」
二人はお互いのグラスを軽くぶつけた。
「美名、デビューおめでとう」
「……しょう君も、おめでとう……て、私のバックバンドで、いいの?」
「いいに決まってる」
きっぱり言う翔大に心がまた揺れる。

