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eyes to me~ 私を見て
第17章 騎士が獣に変わる夜
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「桃子~ただいま……あれっ」

 桃子はテーブルの下に横になり編みぐるみとキャラメイトで購入したと思われるアニメキャラのグッズを胸に抱いて眠っていた。

「……ふう……」

 美名は溜め息を付いた。
 翔大はスーパーの袋を置くと苦笑いする。

「飲み相手はもう必要ないかな?俺、今日は帰るよ」
「えっでも」

 翔大が出て行こうとした時、突然雷が鳴り大粒の雨が降りだした。

「きゃっ」

 思わず耳を塞ぐ。

「さっきまでは曇ってる位だったのにな」

 打ち付ける雨の音で声が掻き消される。
 空は真っ黒になり、稲光が遠くで落ちるのが見えた。

「止みそうにないね……こんな中出ていったら風邪ひいちゃうよ。
 しょう君、濡れるといけないし、ご飯食べて行って?」

 美名には何気ない一言だった。
 翔大は躊躇う様に美名を見つめる。


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