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eyes to me~ 私を見て
第17章 騎士が獣に変わる夜
 思わず、抵抗の力を弱めそうになった時、綾波の言葉が甦る。

『お前を抱くのは俺だけだ……』
「――!」

 ――私を抱く時の綾波さんの眼差し。
 強く激しく、言葉と甘い快感で私をがんじがらめにする綾波さん……
 意地悪そうに見えてその中に潜む優しさ……
 冷たく涼やかな瞳で見つめられた時、私の心はあっという間に貴方で一杯になる……

「綾波……さ」

 美名は、無意識に呟いていた。

「……」

 翔大の動きが止まる。

「綾波さん……綾波さっ……つよ……しさ……っ……うっ……」

 涙が次から次へと溢れ出て、美名は全身で泣き出した。
 どれくらの時間、泣いただろうか。
 泣き疲れて顔を上げると、いつの間にか翔大は服に着替えていた。

「……しょう君」

 翔大は、苦笑いして美名の頭をポンと叩いた。

「早く何か着なよ。風邪引く」

 美名は慌ててタオルケットで身体を隠した。




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