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eyes to me~ 私を見て
第18章 歌姫を愛でる獣、喘ぐ歌姫
「苛めてなんかないさ。お前は男女間の微妙な波を知らんのか?ほっとけ!」
もう既に会話というレベルでは無く、お互いを指差し罵り合っている。
瓶底眼鏡の中から桃子は殺意を持って綾波を睨み付けた。
「き――っ感じ悪い!
全部の問題を男女間のなんちゃらで片付けられたら何もかも滅茶苦茶よっ!
あ~だからやっぱり三次元の男は面倒なのよっふんっ!
あんたなんかより、お姉ちゃんには
"しょう君"の方が相応しいわよ――!」
「なにぃ――!?」
「ち、ちょっと二人とも!」
綾波と桃子は、暫し蛇とマングースの対決の如く睨み合っていたが、均衡を破ったのは綾波だった。
「ここで平行線のやり取りをしていても仕方ない。場所を変えて話し合おう」
そういう事になり、一同は綾波のマンションへ移動したのだった……
もう既に会話というレベルでは無く、お互いを指差し罵り合っている。
瓶底眼鏡の中から桃子は殺意を持って綾波を睨み付けた。
「き――っ感じ悪い!
全部の問題を男女間のなんちゃらで片付けられたら何もかも滅茶苦茶よっ!
あ~だからやっぱり三次元の男は面倒なのよっふんっ!
あんたなんかより、お姉ちゃんには
"しょう君"の方が相応しいわよ――!」
「なにぃ――!?」
「ち、ちょっと二人とも!」
綾波と桃子は、暫し蛇とマングースの対決の如く睨み合っていたが、均衡を破ったのは綾波だった。
「ここで平行線のやり取りをしていても仕方ない。場所を変えて話し合おう」
そういう事になり、一同は綾波のマンションへ移動したのだった……