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eyes to me~ 私を見て
第18章 歌姫を愛でる獣、喘ぐ歌姫
何秒かの沈黙の後で、美名は再びベッドに沈められた。
「あっ」
「分かった……分かったから……」
「んっ……」
綾波は、美名の首筋から胸元に唇を這わせながら囁いた。
「お前の事は責めない……お前を憎む事は出来ん……何があったとしても……
何故だかわかるか?」
「……?」
くすぐったさに悶えながら、美名は綾波を見上げた。
綾波はフッと笑う。
「それだけ、お前に惚れてるからだ」
「――!」
全身がその言葉で一気に熱を持った。
綾波の唇が次から次へと美名の感じやすい処を探し当てては優しく、巧みに愛撫していく。
美名は彼の背中にしがみついて啼いた。
「今度は……思いきり優しく……気持ち良くしてやる」
「ああっ……剛さんっ」
「美名……お前だけだ……」
囁かれる甘ったるい愛の言葉に酔いながら、ふと、電話で聞いた高い声の事が頭に過って瞬間不安になる。
けれど、今それを訊ねて、このふんわりと柔らかい愛しい時間を壊したく無かった。
(……剛さんの瞳は、今は私しか映して居ないよね……?)
「何だ……?」
身体を沈み込ませた瞬間に、綾波は物言いたげな顔の美名に聞いた。
「ううん……
剛さんを、愛してる、て言いたかったの……」
彼の動きに合わせて、そう答えたら、息が出来ない位の口付けが美名を襲った。
「あっ」
「分かった……分かったから……」
「んっ……」
綾波は、美名の首筋から胸元に唇を這わせながら囁いた。
「お前の事は責めない……お前を憎む事は出来ん……何があったとしても……
何故だかわかるか?」
「……?」
くすぐったさに悶えながら、美名は綾波を見上げた。
綾波はフッと笑う。
「それだけ、お前に惚れてるからだ」
「――!」
全身がその言葉で一気に熱を持った。
綾波の唇が次から次へと美名の感じやすい処を探し当てては優しく、巧みに愛撫していく。
美名は彼の背中にしがみついて啼いた。
「今度は……思いきり優しく……気持ち良くしてやる」
「ああっ……剛さんっ」
「美名……お前だけだ……」
囁かれる甘ったるい愛の言葉に酔いながら、ふと、電話で聞いた高い声の事が頭に過って瞬間不安になる。
けれど、今それを訊ねて、このふんわりと柔らかい愛しい時間を壊したく無かった。
(……剛さんの瞳は、今は私しか映して居ないよね……?)
「何だ……?」
身体を沈み込ませた瞬間に、綾波は物言いたげな顔の美名に聞いた。
「ううん……
剛さんを、愛してる、て言いたかったの……」
彼の動きに合わせて、そう答えたら、息が出来ない位の口付けが美名を襲った。