この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第20章 junkな三人の王子
「仲良しねえ~妬けちゃうわ」

 志村に冷やかされ、綾波は咳払いし、美名は赤面した。

「けど、その精神面をカバーするのが、そういう繋がりなのよ」
「……?」
「信頼や愛情とか、そういう物があれば人間は過酷な状況でも頑張ろうって思えるものよ。
 例えば、クレッシェンドの子達が成功した理由は、才能はもちろんだけど、あの四人のチームワークよね?
 綾波君なら分かるでしょ?」
「ええ……まあ」

 そこで志村はニカッと笑い、綾波の肩を叩いた。

「だから、合宿なのよ☆」
「どうしてそうなるんです!」

 志村は舞台でミュージカルを演じるが如く、ワイングラスを手に、片手を大きく開きくるりとターンした。

「人間はね、昼間一緒にいるよりも夜を共に過ごすほうがより親しくなれる生き物なの!
 一つ屋根の下で眠り、朝を一緒に迎えて……朝昼晩、同じ物を食べるのよっ!
 そうする事で結束が生まれるのよ!」

 目を輝かせて力説する志村に、綾波は拳を握り反論する。

「学生のクラブ合宿じゃないんですよ!いいですか、男三人と女一人、どうなるか結果は火を見るより明らかじゃないですか!」

/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ