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eyes to me~ 私を見て
第21章 危険な?合宿
「お姉ちゃん、座ろうよ」
桃子に促され、美名は真ん中より後ろの席の窓際に腰かけた。
外では、綾波が志村と話している。
窓から視線を送っても、彼は気がつかないのだろうか。
桃子が通路の真ん中に立ち、確認するように皆の顔を見た。
「え――と、この、いかつい顔の失礼な男が倉田真理……
視線がおどおど自信なさげな気弱なヒョロヒョロ王子アンソニー……
と、誠実日本男児、旦那様にしたいランキングでいったら多分ベスト3に入るかもね? しょう君……このメンバーがjunkの皆様でいいのかな?」
「おい……喧嘩売ってんのかこの変な眼鏡女!」
真理が漫画を顔からどけて怒鳴る。
「おどおどヒョロヒョロ……う……確かに」
由清は座席の上で膝を抱えて俯きブツブツ言っている。
桃子に促され、美名は真ん中より後ろの席の窓際に腰かけた。
外では、綾波が志村と話している。
窓から視線を送っても、彼は気がつかないのだろうか。
桃子が通路の真ん中に立ち、確認するように皆の顔を見た。
「え――と、この、いかつい顔の失礼な男が倉田真理……
視線がおどおど自信なさげな気弱なヒョロヒョロ王子アンソニー……
と、誠実日本男児、旦那様にしたいランキングでいったら多分ベスト3に入るかもね? しょう君……このメンバーがjunkの皆様でいいのかな?」
「おい……喧嘩売ってんのかこの変な眼鏡女!」
真理が漫画を顔からどけて怒鳴る。
「おどおどヒョロヒョロ……う……確かに」
由清は座席の上で膝を抱えて俯きブツブツ言っている。