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eyes to me~ 私を見て
第21章 危険な?合宿
「皆さん、何か食べられない物はありますか?」
桃子が眼鏡の奥の目を光らせる。
「俺は特に無いよ。何でもいけるよ……あ、目玉焼きだけは半熟の方がいいかな」
翔大は美名をちらりと見て笑う。
由清は遠慮がちに手をあげた。
「え……と、なま物が苦手です」
「はいはい」
桃子はメモを取る。
「俺はピーマン人参ほうれん草カボチャ、存在感のある玉ねぎだな」
真理の言葉に桃子は目を剥いた。
「何それっ子供か!?
それに存在感のある玉ねぎって何よ!」
「だからさ~正体不明になるくらいクタクタになった玉ねぎなら許すけど、デッカイ奴は駄目だ!絶対に許せん!」
「わっがままねえ――!あんた、何を食べて生きてるのよ?肉肉肉?プロテイン?
見るからに筋肉バカっぽいもんね――はいはい。了解!合宿中好き嫌いを克服させてあげるからねっ!」
真理はうえーっと吐く真似をする。
桃子が眼鏡の奥の目を光らせる。
「俺は特に無いよ。何でもいけるよ……あ、目玉焼きだけは半熟の方がいいかな」
翔大は美名をちらりと見て笑う。
由清は遠慮がちに手をあげた。
「え……と、なま物が苦手です」
「はいはい」
桃子はメモを取る。
「俺はピーマン人参ほうれん草カボチャ、存在感のある玉ねぎだな」
真理の言葉に桃子は目を剥いた。
「何それっ子供か!?
それに存在感のある玉ねぎって何よ!」
「だからさ~正体不明になるくらいクタクタになった玉ねぎなら許すけど、デッカイ奴は駄目だ!絶対に許せん!」
「わっがままねえ――!あんた、何を食べて生きてるのよ?肉肉肉?プロテイン?
見るからに筋肉バカっぽいもんね――はいはい。了解!合宿中好き嫌いを克服させてあげるからねっ!」
真理はうえーっと吐く真似をする。