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eyes to me~ 私を見て
第22章 百万本の花を、歌姫に
 志村の別荘は諏訪湖が一望できる場所にあった。
 周辺にはホテルや旅館がたち並ぶ。
 広いキッチンに大浴場に、小さいけれど室内温水プールもある。
 一番驚いたのは、防音録音スタジオだ。
 アップライトだがピアノも置いてある。
 着くなり、桃子は翔大の手を引っ張って別荘の探検を始めた。

「すご―い!水着持ってくれば良かった――!」
「下着で泳げばいいよ」

 翔大はチラリと美名を見て笑った。

「もう!しょう君がそーいうエッチな冗談言ったらダメ――!それは真理のキャラだよ!」
「何で俺が!」

 真理が桃子を睨む。

「どう考えたってこの中じゃあんたがそういう役割でしょ―!」
「バーカっ!お前みたいなちんちくりん女の水着なんか見たくもないね!」
「なあによ――き――っ!」

 早速喧嘩を始めた二人をよそに、翔大は美名の荷物をサッと奪い取る。

「持つよ」
「あ、ありがとう」



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