この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第22章 百万本の花を、歌姫に
志村の別荘は諏訪湖が一望できる場所にあった。
周辺にはホテルや旅館がたち並ぶ。
広いキッチンに大浴場に、小さいけれど室内温水プールもある。
一番驚いたのは、防音録音スタジオだ。
アップライトだがピアノも置いてある。
着くなり、桃子は翔大の手を引っ張って別荘の探検を始めた。
「すご―い!水着持ってくれば良かった――!」
「下着で泳げばいいよ」
翔大はチラリと美名を見て笑った。
「もう!しょう君がそーいうエッチな冗談言ったらダメ――!それは真理のキャラだよ!」
「何で俺が!」
真理が桃子を睨む。
「どう考えたってこの中じゃあんたがそういう役割でしょ―!」
「バーカっ!お前みたいなちんちくりん女の水着なんか見たくもないね!」
「なあによ――き――っ!」
早速喧嘩を始めた二人をよそに、翔大は美名の荷物をサッと奪い取る。
「持つよ」
「あ、ありがとう」
周辺にはホテルや旅館がたち並ぶ。
広いキッチンに大浴場に、小さいけれど室内温水プールもある。
一番驚いたのは、防音録音スタジオだ。
アップライトだがピアノも置いてある。
着くなり、桃子は翔大の手を引っ張って別荘の探検を始めた。
「すご―い!水着持ってくれば良かった――!」
「下着で泳げばいいよ」
翔大はチラリと美名を見て笑った。
「もう!しょう君がそーいうエッチな冗談言ったらダメ――!それは真理のキャラだよ!」
「何で俺が!」
真理が桃子を睨む。
「どう考えたってこの中じゃあんたがそういう役割でしょ―!」
「バーカっ!お前みたいなちんちくりん女の水着なんか見たくもないね!」
「なあによ――き――っ!」
早速喧嘩を始めた二人をよそに、翔大は美名の荷物をサッと奪い取る。
「持つよ」
「あ、ありがとう」