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eyes to me~ 私を見て
第22章 百万本の花を、歌姫に
美名は誤魔化すように、収納扉を開けて布団を見付け、はしゃいでみせた。
「良かった!あったよお布団!干した方がいいね?よいっしょ!」
腰に力を入れて布団を引っ張り出すが、思いがけず布団は軽く、気合いを入れすぎて布団を掴んでひっくり返ってしまった。
「何やってるんだよ……」
笑いを溢す翔大が覗き込む。
思わず舌を出してエヘヘと笑ったが、仰向けになった視界に彼の胸が飛び込んできた。
床に両手を突いて、美名を見おろして居る。
美名は、ようやく危険な状況を理解し、抜け出そうと体を捩るが強く腕を掴まれた。
「良かった!あったよお布団!干した方がいいね?よいっしょ!」
腰に力を入れて布団を引っ張り出すが、思いがけず布団は軽く、気合いを入れすぎて布団を掴んでひっくり返ってしまった。
「何やってるんだよ……」
笑いを溢す翔大が覗き込む。
思わず舌を出してエヘヘと笑ったが、仰向けになった視界に彼の胸が飛び込んできた。
床に両手を突いて、美名を見おろして居る。
美名は、ようやく危険な状況を理解し、抜け出そうと体を捩るが強く腕を掴まれた。