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eyes to me~ 私を見て
第22章 百万本の花を、歌姫に
「スゴいわ―!最高よ!」
志村が興奮して由清にガバーと抱きつき、真理の頬にキスして、翔大にもキスしようと 手を開いてやって来たが、翔大は然り気無く避けて、志村と握手をした。
「あらあ、残念だわあ……唇を奪うチャンスだと思ったのに」
「すいません。俺の唇は好きな子の物なんです」
「……っ」
美名はギクリとする。
そこへ急に桃子が飛び付いてきて倒れてしまった。
「おねーちゃん!すごく!すごく!かっこよかったよ―!も~!最高!大好きいい!」
頭を床にぶつけて、目から火花が出る。
「あ……ありがとうね……最高ならよかった……あたた」
「何してんだお前ら」
ぶっきらぼうな口調で真理が美名の手を引っ張り起こした。
志村が興奮して由清にガバーと抱きつき、真理の頬にキスして、翔大にもキスしようと 手を開いてやって来たが、翔大は然り気無く避けて、志村と握手をした。
「あらあ、残念だわあ……唇を奪うチャンスだと思ったのに」
「すいません。俺の唇は好きな子の物なんです」
「……っ」
美名はギクリとする。
そこへ急に桃子が飛び付いてきて倒れてしまった。
「おねーちゃん!すごく!すごく!かっこよかったよ―!も~!最高!大好きいい!」
頭を床にぶつけて、目から火花が出る。
「あ……ありがとうね……最高ならよかった……あたた」
「何してんだお前ら」
ぶっきらぼうな口調で真理が美名の手を引っ張り起こした。