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eyes to me~ 私を見て
第24章 それぞれの恋の焔

「な、何笑ってんだよ」
「笑ってないよ?」
とぼけてみせるが、やっぱりまた笑いが込み上げてしまう。
「お、おい!
俺の顔に何かついてるのか! 何がおかしい――!」
「う――ん、何がって言われても……もう全部可笑しいよ――!アハハハ」
「お、おまっ」
その時、ランニングから戻ってきた翔大がこちらをチラリと見た。
美名はギクリと一瞬固まった。
翔大はすぐに玄関へ入っていくが、美名は思わず溜め息をまた吐いてしまう。
「なあ、お前さ」
真理が真顔になる。
「えっ?」
「翔大とどういう仲なのさ」
「うっ」
「どう見てもただ事じゃ無い関係に見えるぞ」
「……そ、そう見える?」
「おう!」
美名は冷や汗をかいた。
「笑ってないよ?」
とぼけてみせるが、やっぱりまた笑いが込み上げてしまう。
「お、おい!
俺の顔に何かついてるのか! 何がおかしい――!」
「う――ん、何がって言われても……もう全部可笑しいよ――!アハハハ」
「お、おまっ」
その時、ランニングから戻ってきた翔大がこちらをチラリと見た。
美名はギクリと一瞬固まった。
翔大はすぐに玄関へ入っていくが、美名は思わず溜め息をまた吐いてしまう。
「なあ、お前さ」
真理が真顔になる。
「えっ?」
「翔大とどういう仲なのさ」
「うっ」
「どう見てもただ事じゃ無い関係に見えるぞ」
「……そ、そう見える?」
「おう!」
美名は冷や汗をかいた。

