この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第25章 square&triangle
「う――ん、今何時だっけ」
「9時35分」
「今の時間なら、寝てるって事はないかもな……
 じゃあ、今から俺が言う通りに打ってごらん」
「はいっ!師匠!お願い申し上げます!」

 桃子は背筋を伸ばして敬礼した。
 由清は思わず苦笑する。

(全く、何故俺がこんな事を……)

「今晩は」
「こ ん ば ん は」

 桃子が画面を睨みながら指を動かす。

「返事遅くてごめんね。ここで何か絵文字」
「絵文字……」

 桃子は何故か(-.-")凸
 の絵文字を選ぶ。

「心配してくれて嬉しい。絵文字」
「しんぱいしてくれてうれしいo-_-)=○☆」
「戻ったら、何処かに連れてってね。
 はい、ここでハートマーク」

 桃子の動きが止まる。

「……連れてってって……私、何処に連れ去られるのっ?」
「いや、違うって」

 桃子は赤くなったり青くなったりしながらスマホを持ったまま困惑している。
/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ