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eyes to me~ 私を見て
第25章 square&triangle
「えっと、桃子ちゃんはこの根本、て男を好きなんだよね?」
「す、すきぃ――!?」

 甲高い叫びが夜の静かな別荘に響き渡る。
 由清は桃子の口を塞いだ。

「んが、んんんむ」
「し、静かに!誰か来る」

 自分でそう言っておきながら、ん?と思った。
 俺と桃子ちゃんは明日のイベントの準備をしているだけで、誰かがここに来ても困る事も疚しい事もない。
 でも、誰にも今此処に踏み込んで欲しくない。
 そう思っている。
 何故?

「あ、あんしょに、わがっだがらばなしで……ぐるびい」
「あっ!ごめん」

 由清が手を離すと、桃子はぷはーと息を吸い込んで、瓶底の眼鏡を外した。

「なんか、曇っちゃった~アンソニー、そこのティッシュ取って?」

 眼鏡をかけていない桃子が由清を真っ直ぐに見る。

「――!」

 由清は息を呑んだ。
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