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eyes to me~ 私を見て
第4章 恋に堕ちた歌姫
クレッシェンドは「フェーマスレコーズ」から離れ自主レーベル
『Dream adventure』を立ち上げたばかりだ。
他にも看板になるアーティストを探していたが、なかなか見付からず、路上ライブをする音楽家を目指す人間が集まる場所に時々出向いていたらしい。
そして、彼は美名を見付けた。
『お前は必ずとびきりの歌姫になる』
綾波は自信満々に言う。
とびきりのーー
何が、とびきりなのか良く分からないけど、見出だしてくれた綾波の為に出来る事をしようと思った。
小さな頃から歌手を夢見て来た。
それを叶える為にも……
「美名……」
綾波が小さく呟いたが、スヤスヤ眠っている。
「寝言……?ウソ……」
――寝言で私を呼んだ……
嬉しくて、また泣きたくなる。
『Dream adventure』を立ち上げたばかりだ。
他にも看板になるアーティストを探していたが、なかなか見付からず、路上ライブをする音楽家を目指す人間が集まる場所に時々出向いていたらしい。
そして、彼は美名を見付けた。
『お前は必ずとびきりの歌姫になる』
綾波は自信満々に言う。
とびきりのーー
何が、とびきりなのか良く分からないけど、見出だしてくれた綾波の為に出来る事をしようと思った。
小さな頃から歌手を夢見て来た。
それを叶える為にも……
「美名……」
綾波が小さく呟いたが、スヤスヤ眠っている。
「寝言……?ウソ……」
――寝言で私を呼んだ……
嬉しくて、また泣きたくなる。