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eyes to me~ 私を見て
第27章 恋情のheart beat
 美名の、長く色素の薄い髪が揺らめく光景を思い浮かべるだけで、ひとりでに綾波の口がゆるむ。
 綾波の名を呼ぶ時、少し鼻にかかり詰まる声と、桜色に染まる頬。
 抱き締めるとフワリと甘い微風(そよかぜ)が吹くような錯覚を覚えるのは何故だろうか。

 ――俺が突然現れたら、どんな顔をするのだろう……
 早く、早くお前の笑顔を見たい。

「――綾ちゃん 、あれからprinces & junkyの動画見た?」

 三広が隣でスマホで例のやつを見ている。

「勿論、随時チェックしているぞ……
 再生回数、ヤバイな」
「凄いよね!公開して二日目で百万オーバーとか……コメントも沢山で読み切れない位だよね。


"この子達、最高にチャーミング"
"緩急のきいたドラミング、プロでもここまで叩ける人はなかなか居ない"
"女の子、歌も上手いし美人過ぎる!"
"ギターボーカルの黒髪の人、びしょ濡れでプレイする姿にゾクゾク来ちゃう!"
"ベースって、地味なポジションだと思ってたけどコイツ見て認識がガラリと変わった。メチャかっけえ"
"いつデビュー?絶対売れるよ!"

 …………称賛のコメント、嬉しいね」
「そうだな」
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