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eyes to me~ 私を見て
第5章 溺れる歌姫

「あっ……やだっ」
綾波の真っ直ぐな髪が首筋にかかりくすぐったいと思っていたが、唇が乳房を愛し始めると、別の感覚に苛まれる。
「や……ダメ……」
両腕の拘束を解かれた美名は、必死に綾波の背中を叩く。
目の前の端正な唇から、笑いが零れた。
「今朝、お前がそんな姿で眠って居るのを見て、俺がどんな風になったか教えてやる……」
鋭い目で見つめられただけで、美名は動けなくなる。
「なんだ……抵抗は終わりか?」
低い甘い声が耳朶の辺りを掠めると、それさえも悩ましい刺激になってしまう。
「んんっ……」
綾波の瞳の奥が激しく揺れて、切なさを滲ませた声で問うた。
「美名……俺に抱かれるのが好きか」
「――!」
美名の頬がカアッと熱くなる。
綾波の真っ直ぐな髪が首筋にかかりくすぐったいと思っていたが、唇が乳房を愛し始めると、別の感覚に苛まれる。
「や……ダメ……」
両腕の拘束を解かれた美名は、必死に綾波の背中を叩く。
目の前の端正な唇から、笑いが零れた。
「今朝、お前がそんな姿で眠って居るのを見て、俺がどんな風になったか教えてやる……」
鋭い目で見つめられただけで、美名は動けなくなる。
「なんだ……抵抗は終わりか?」
低い甘い声が耳朶の辺りを掠めると、それさえも悩ましい刺激になってしまう。
「んんっ……」
綾波の瞳の奥が激しく揺れて、切なさを滲ませた声で問うた。
「美名……俺に抱かれるのが好きか」
「――!」
美名の頬がカアッと熱くなる。

