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eyes to me~ 私を見て
第32章 新しい恋と、忘れられない恋と
「はっ……はあっ」
「んっ……」
テレビの明かりが、激しく抱き合う二人の身体を照らす。
シャワーから出てきた真理は、ウサギの人形を胸に抱き締めていた美名が潤んだ目でこちらを見た瞬間、ベッドまで行くのさえもどかしく、明かりを消すと堪らずその場で抱き締めてしまった。
腕の中に包んだ時、美名の柔らかい腕が直ぐ様首に絡み付いた。
自分を待ってくれていたかの様なそのしぐさに、真理の恋情は張り裂けそうに膨らんだ。
朝抱いた時より、激しく執拗に、柔らかく豊満な双丘を揉みしだいた。
顔を埋めて初々しい色の突起を美名が泣き叫ぶまで舌で転がす。
身体中の隅々まで口付けをし、至る場所に真理の痕を付けた。
美名の可憐な唇から卑猥な言葉を言わせたくて、秘蕾の周辺を焦らす様に指や舌でなぶり愛して、真理は美名に問い掛けた。
何処に触れて欲しいのか、どんな風に突き刺して欲しいのか……