この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第34章 蕀(いばら)を踏みしめる歌姫


「ふんふん……“次に来るのはこいつらだ!ニューカマー特集"
 ……ねえ、もう少しタイトル何とかならない?」

 ペコは、オールドファッションをパクつきながら、隣に来て早速ダメ出しをする。

「わかってますよ。あくまでもこれは仮タイトルです」

 ペコは女王様みたいな眼鏡を指でずらし、写真を一枚一枚物凄い速さで見ていく。

「ふう――ん、なかなか、良いじゃない……
 “princes & junky“…と”silent wolf”」

ペコは美名の写真で指を止めた。

「この子……
 何故こんなに寂しい表情をしてるのかしら」
「僕もそれが気になっていたんです」
「笑顔だし……スゴく可愛いけど……何だか、泣きそうな顔ねえ」
「もっと、いい表情が撮れる筈なんですけどね」
「う――ん」
「見てくださいよ、これ」

 堺はパソコンのキーを叩き、YouTubeの画面を出した。
 三角の再生マークをクリックすると、プリキーの合宿の時に撮影された映像が流れた。



/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ