この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第35章 ガラクタと歌姫と



 綾波はズボンを降ろすと、猛った獣を布越しの無理矢理握らせて来た。
 その硬さと熱さに美名は息を呑んだ。

「く……っ」

 苦悶しながら、綾波は途切れ途切れに呟く。

「お前……のせいだから……な……鎮めさせろ……っ」
「勝手な事ばかり……んっ」

 息が出来ない位の激しいキスをされて、それ以上何も言えなくなる。
 綾波の唇と舌は次第に動きを緩め優しく美名を蕩けさせて行く。

「美名……俺が……憎いか」
「大嫌いよ!」
「……」

 綾波の瞳が揺れるのを見てしまった時、視界がぼやけて頬に熱い涙が流れた。
 胸が焼けて、喉の奥が堪らなく痛い。
 密かに思い続けるつもりだったのに、二度と堕ちないと心に決めていたのに、愛しさに呑み込まれていく。

「大嫌い……でも……大……好き」

 しゃくり上げながら呟いた時、物凄い力で抱き締められた。

「……好きだ……」
「……!」
「美名……好きだ……!」
「剛さ……ん」

 身体の力がフッと抜けたその時、美名は気を失ってしまった。



/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ