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eyes to me~ 私を見て
第35章 ガラクタと歌姫と
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 目覚めた時、暗闇の中にぽっかりと金色の月が見えた。
 カーテンの隙間から見下ろされているようだと思った。


「……綺麗」
「お前もな」
「!」

 呟きに返事をされて驚いたが、自分が綾波の腕の中に包まれたままの事に更に驚愕する。

「あ、あああ」
「よく眠れたようだな」

 額をコツンと軽く叩かれた。
 美名は脱がされたままの状態で、綾波もやはりトランクスだけの姿だった。

(私は、綾波さんに大嫌いと大好きを宣言して、綾波さんは私に……)

 思い出して、頬が熱くなる。

(あれは……現実なの?)

 目の前にある頬をギュッとつねると、綾波は顔をしかめた。

「おい……まだ攻撃し足りないのか」
「い、痛いの?」
「阿呆っ!痛いに決まってるだろうが」


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