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eyes to me~ 私を見て
第36章 silent wolfが牙を剥く




 翔大は庄森にミラー越しに笑い掛けた。

「妬くなよ庄森……
 売れてくれば幾らでも女は寄ってくるぞ。
 大室さんに誰か紹介して貰うか?」

 庄森は口を歪めて笑った。

「あ~俺プリキーの美名がいいなあ……カッワイイよなあ~
 いい身体してるし~たまんねえよな!
 翔大ぁ、一緒にやっちまおうか?ヒッヒッヒ」

 翔大は後ろを振り返り、腕を伸ばし庄森の胸ぐらを物凄い力で掴み庄森を至近距離で見据えた。
 その眼力に庄森の笑いが凍る。

「美名に指一本触れるな……何かしたら……」
「こっえ――な!マジになんなよっ冗談だって」

 翔大は更に締め上げてから庄森を離し一言囁いた。

「口は災いの素だぞ……」
「ハイハイハイ!分かってるよリーダー!
 あ――こええ!」

 庄森はふう、と溜め息を付いてシートにもたれかかる。




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