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eyes to me~ 私を見て
第37章 ミッション・イン・ポッシブル
ベッドには昨夜激しく乱した跡がそのまま残っていた。
耳に美名の声が蘇り、一気に身体中が熱くなる。
そっと寝かせて額にキスをするが、また寝た振りなのか反応が無い。
頬から耳朶へと唇を這わすと、唇から小さな溜め息が漏れた。
その唇を塞ぎに行くと、背中に腕が絡み付いて来る。
「……ふふ……やっぱり起きてたな?」
「だって……」
「眠るより……俺に抱かれるのが先か?」
「あっ……」
人形をどかせて胸元に顔を埋めて抱き締めると甘い髪の薫りがする。
「待って……先に……シャワー……」
「……待てないな」
「やあんっ」
背中のファスナーを降ろしてするりとワンピースを脱がすと細い腕が身体を隠すが、綾波はワンピースを畳みながらじっくりとその様を眺めて楽しむ。