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eyes to me~ 私を見て
第41章 歌姫、舞踏会で歌う



「え――だって、楽し――い!」
「ね――!」
「フフフフ……桃子ちゃんは本当に可愛いなあ」

 三広は、マイカとはしゃいで何枚もスマホで記念撮影する桃子を見て笑った。
 真理がミニアメリカンドッグを両手で六本持ち、口にもくわえてやって来た。

「んん!びめ!ぐえ!うばいぞ」

 もごもごしながら美名に差し出す。

「もうっ!お行儀悪いよ?ふふ」

 笑いながらアメリカンドッグを受け取った。
 真理はいそいそと色んな料理を持ってきては桃子やマイカにも渡している。

「真理君、マメだな」

 三広はシャンパンを飲みながら、ステージで堺が笑顔を引き吊らせ何か話しているのを見ていた。すると綾波に頭をはたかれる。

「おい!呑気にしてると桃子をかっさらわれるぞ」

 綾波が指差す先では、出版社関係らしき若い男二人組が、桃子とマイカに笑顔で寄っていき何か話しかけていた。

「うっわ!大変だっ!桃子ちゃん――っ」

 三広は慌てて走っていく。


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