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eyes to me~ 私を見て
第42章 愛欲の塔で



 とてつもない寒気に襲われた瞬間、翔大が叫ぶのが聞こえた。
 真理や由清、堺も何かを言っている。
 足が地面に付いていない……夜空が足の向こうに広がっている。
 スローモーションの世界で、自分が落下しているのだという事を認識した時、鈍い何かが折れた様な音と共に身体が回転した。
 自分の身体を何かが包んでいる。
 手の甲に鋭い痛みが走った。 
 バタバタと足音がすると、皆が声をかけてくる。

「美名――!」
「綾波さん!綾波さん大丈夫ですかっ」
「綾波さん!」

 切迫した叫びに、美名が瞼を開ける。
 目の前に、小さく笑う綾波の顔があった。
 美名はベランダから落下し、綾波が受け止めたのだ。



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