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eyes to me~ 私を見て
第44章 デビュー前夜



「お――い美名!熱心なのはいいけど休憩しろよ」

 真理は、譜面を手にブツブツ言っている美名の手を強引に引っ張り、ソファに座らせた。

「真理……どさくさに紛れてセクハラするなよ?」
「ち……ちちちちがわあっ!」

 由清に釘を刺された真理は真っ赤になる。

「明日……生放送で歌詞のテロップも出るし、ちゃんと頭に叩き込んで置かないと……」
「だ――いじょうぶだって!」

 まだ目を離さない美名から譜面を奪い取ると、真理は肩を強引に抱いて立ち上がった。

「ま……真理くん?」
「おっさん!食い物がくるまでの少しの間、散歩行ってくる」
「真理、美名ちゃんを襲うなよ?」
「真理君、知らない人に喧嘩を売ったらダメよ?」
「お前ら――失礼だな!散歩してくるだけだっつーの!
 じゃあ、すぐに戻るからな」

 真理は美名の手を握り、出ていってしまう。



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