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eyes to me~ 私を見て
第44章 デビュー前夜



 ガラスの小さな引き戸の向こうで、年配の守衛が船を漕いでいる。
 真理が軽く引き戸を叩くと、守衛が欠伸をしながら顔を出す。

「……時間外だよ?許可は?」

 守衛は面倒そうに言う。
 真理の後ろから美名がペコリと頭を下げて
「おじさん、こんばんは」
 と笑いかけると、コロッと態度を変えた。
 満面の笑みで
「美名ちゃん~今日は遅かったね~
 本当はこの時間はアレなんだけど……特別だよ?」
 と言った。

 美名は愛想よく笑いながら手を振り、唖然とする真理を引っ張りロビーへと歩いて行く。
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