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eyes to me~ 私を見て
第9章 飼い慣らされる獣
 昨夜は、柔らかく心地好い物に触れながら眠って居た様な気がする。
 綾波が目覚めた時、小さな吐息が頬に触れた。
 栗色の髪の下には眠る美名の瞼。
 そっと髪を掻き分けて額に触れると、美名は寝ぼけながら伸びをする。
 その弾みでシーツが捲れ、下着姿の美しい身体が太股まで晒されて、綾波の身体の芯に火が点る。
 昨日、中途半端に何度も触れたのに思うように繋がる事が出来ず、行き場の無い情欲は身体に留まったままだった。
 視覚で凶暴に刺激されて昂りが一気に蘇り、彼は美名に覆い被さった。




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