この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第45章 波乱のミュージックスタイル



 通りに出て少し歩くと、二人が目指す病院が見える。
 綾波と大室が入院している病院だ。
 正面玄関は、相変わらず送迎車でごった返していた。
 人や車を避けながら二人はガードマンに挨拶して中へ入っていく。

「まずは、大室さんの所へ行きましょうか」
「えっ」

 ビクついて腰が引ける堺を引き摺り、大室の居るB病棟のエレベーターに乗り込む。

「……あの子達、どうなるのかしらね」
「silent wolf……ですか?」

 6階で降りて、大室の居る特別室へ向かって歩きながら話す。

「確かに……やった事は卑劣だけど、あの才能を埋もれさせてしまうのは日本の音楽界の損失だわ」
「……かも知れませんね」

 志村の病室の扉をノックして、ペコはゆっくりと開けた。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ