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eyes to me~ 私を見て
第45章 波乱のミュージックスタイル



「まあ……俺も入院中に、これからの方向を考えるとするよ」

 大室は小さく笑った。
 その穏やかな表情は、今までの
『泣く子も黙る鬼の大室』の異名はそぐわない。

「変わりましたね……大室さん」
「どうかな……だとしたら……多分、天使が俺に囁いたせいだろうな」

 大室は、パーティの夜、自分を救ったマイカを思い出して目を細めた。

「――てんし?」

 ペコと堺は目が点になる。

「大室さ――ん、回診ですよ」

 看護士と医師がやって来た。

「じゃあ、私達はこれで……大室さん、お大事に」

 ペコと堺は頭を下げて、部屋の扉を閉めた。


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