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先生の彼女
第1章 起
少し寒くなってきた季節
私は1人、数学の補習を受けに来ていた
数時間前までは皆がいた教室は、今はとても静かだ
ただし、私の心臓の音を除いて
「せ、せんせい…っ」
ち、近いよ…!!
もう鼻と鼻があたりそうな距離まで迫ってきている
まっすぐ前、見れない…!
恥ずかしさで少し俯く
「ごめん…俺、もう耐えられない」
ぴとっと、鼻があたる
ち、近い近い近いよおお!!!
心臓爆発しそう…!!
もう、先生の唇なんて、わたしの唇に触れそうな距離だ
私は耳まで真っ赤な状態でその恥ずかしさに耐えていた
すると先生は、口を開く
「さゆちゃん…えっち、しよ?」