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深海のパンツァー
第8章 6*リヴァイアサン
グーンは世界の海を知っている。
リヴァイアサンの航海長になれるとすれば彼以外にいなかった。

レオンハルトは彼を副長として招いた。

攻撃が主である戦闘艦では対戦長が副長となることが通である。
それにゲイツは少佐だ。
特務大尉の航海長であり、軍人でないグーンが最新鋭の潜闘艦の副長では搭乗員から不満がでると思われた。

それを察して、グーンは召集に応じずに拒否を理由に刑に服したいと申し出たのだ。
グーン家はクストーの遠征に大反対であったのが一番の理由だ。

最新鋭艦の副長という肩書きにグーン家は困惑する。
息子が、買収したローウェル重工、没落したレオンハルト家の下に就くのがおもしろくないのだ。


レオンハルトとゲイツ、シグーは何度もグーン家に訪れては説得を試みた。
断念したレオンハルトは自身が航海長を兼務すると決めるに至った。



だが、クストーはリヴァイアサン出港前に姿を現した。
その姿は郵船の制服。

「ロージアの海が危機に瀕している。国立郵船局として私はレオンハルト艦長に協力したい」

こうして、航海長グーンが乗艦する。

連邦艦隊が天津艦隊に奇襲を受けてから3年が過ぎていた。

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