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若頭…少女に恋をする。
第7章 新たな生活。右京side
暫くすると食欲そそる良い匂いが部屋中に行き渡る。
そして、
「右京さん、夕飯出来ましたよ。」
「あぁ…今行く。」
テレビを消しダイニングテーブルに行くとテーブルには綺麗に盛り付けられたら皿が沢山並べられていた。
「ちょっと作り過ぎちゃいたました…お代わりあるんで足りなかったら行ってくださいね」
「どれも美味そうだ…」
椅子に座り目の前にあった味噌汁に口を付けた。
味噌とダシがちゃんときいてて
「美味い…そう言えば、味噌汁がちゃんと作れる奴は何を作らせても美味いってお袋が言ってたな」
「本当ですか?右京さんの口に合いましたか?」
「あぁ…この小松菜と油揚げの煮浸しも美味い」
「良かった…口にあったみたいで」
嬉しそうに顔をほころばせている。
「どれも…美味いよ……それにこんな風に美味い夕飯をゆっくり食べたのは何時振りだろうな…ここ何年かまともに飯食ってなかった気がするな…」
「……こんなんで良かったら…私何時でも作りますよ…」
「あぁ…また頼む。俺カレーが好きなんだ。」
どさくさ紛れに好きな物を言う俺。
「じゃ…今度はカレー作りますね?」
「あぁ…楽しみにしてるよ…それより…お前も飯食えよ…折角作ったのに冷めっちまうだろう?」
「はい…頂きます。」