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若頭…少女に恋をする。
第10章 心和の暗い闇 右京side
「なぜお前は産まれてきたんだ!!お前さえ居なかったら…アイツは死なずにすんだのに!お前さえ産まれて来なければもっと長生き出来たのにっお前が!お前がアイツを殺したんだっ!!」
あの時のお父さん…本当に怖かった。
ママの死でお父さんは酒やギャンブルに溺れてった。
私に対す態度も変わった。
会話なんてまともになくて…私と目も合わせてくれなくなった
それでも…お父さんは私をけして施設や親戚の家に預けたりはしなかったから
そう思えば…幸せなのかなってそう思ってたのに……。
たった一人の肉親だったから……。