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若頭…少女に恋をする。
第11章 ありがとう…素直な気持ち。
後頭部をガシッと掴まれグイッとまた口付けすることになってしまった


「んっ!!……ふっ……んあっ……」


甘い吐息が零れる程熱い口付けをされる。

ようやく解放された時には私の息は上がっていた。


「はぁ……はぁ……っ……」


「生ぬるいキスなんかより濃厚なキスの方が眠気も覚めるぜ(笑)」


意地悪な笑みで笑いながら言う右京さん…どうやら彼は私が起きる前から先に起きていたみたい



「!!……おっ起きていたんですか?」


「ん…お前が起きる5分前ぐらいにな。お前より先に起きてお前の寝顔見てた、んで起きそうだったから寝たふりしてみたんだ、まさかチュウしてくるとは思わなかったがな…」


「っ……意地悪な人……。」


顔を背けてみたものの、すっぽりと右京さんの腕の中に抱き締められているため逃げ道がなく、あっという間に顎を持ち上げられてしまう。


「そんなツレねぇこと言うなよな…昨日あんなに可愛がってやったって言うのに、何なら今から一発ヤっとくか?」





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