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若頭…少女に恋をする。
第11章 ありがとう…素直な気持ち。
右京さんの腕から逃れようと暴れていたけど、暴れるのを止めて右京さんの胸にピタリと額を預けた。
「どうした?急に大人しくなって…観念して一発やりたくなったか?」
「んそれはない……けどね…右京さん…昨日はありがとう…。右京さんの言葉凄い嬉しかった。」
『「いいか心和…過去のことは一切忘れろ…これからは未来のことだけをしっかり見ろ…俺はけしてお前を捨てたりしないしお前の前から消えたりしない…だから泣くな」』
ずっと誰かにそう言って欲しかった。
私の目からツーっと涙が流れてきた。その涙を右京さんは優しくぬぐい取ってくれた。
「不安になったら何時でも言え、一人でけして抱え込むなよ…もうお前は一人じゃないんだから…」
「……うん……うん………っ……。」
右京さんの優しさが心に滲み涙が止まらなくなってしまった。
「ったく…お前は本当に泣き虫だな。」
呆れた口調ながらも優しく包み込んで離さない彼に…私の心の中には右京さんが住み着いていた。
「どうした?急に大人しくなって…観念して一発やりたくなったか?」
「んそれはない……けどね…右京さん…昨日はありがとう…。右京さんの言葉凄い嬉しかった。」
『「いいか心和…過去のことは一切忘れろ…これからは未来のことだけをしっかり見ろ…俺はけしてお前を捨てたりしないしお前の前から消えたりしない…だから泣くな」』
ずっと誰かにそう言って欲しかった。
私の目からツーっと涙が流れてきた。その涙を右京さんは優しくぬぐい取ってくれた。
「不安になったら何時でも言え、一人でけして抱え込むなよ…もうお前は一人じゃないんだから…」
「……うん……うん………っ……。」
右京さんの優しさが心に滲み涙が止まらなくなってしまった。
「ったく…お前は本当に泣き虫だな。」
呆れた口調ながらも優しく包み込んで離さない彼に…私の心の中には右京さんが住み着いていた。