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若頭…少女に恋をする。
第13章 デート 右京タジタジ。
私には右京さんがカッコ良く見えて…。


俺には心和が可愛く見えた。


暫くの間お互いがお互いを見つめていた。



でも最初にそんな空気を壊したのは右京さんで


「まっ馬子にも衣装だな(笑)」



「そしたら…右京さんなんて…全くの別人みたいです……ヤクザには見えないぐらい爽やかだし……。」


「他には?何か言うことないのか?」



「ないです。」


ときっぱり言う私に彼は


「……ちっ」(格好良くみえなかったのか?)


と舌打ちをした。



「(嘘だよ…カッコイイ)」


見とれちゃうぐらいだもん。




ボソボソっと呟けば右京さんが


「なんか今言ったか!!」




「ううん…言ってないです!!」

慌てて私はそう告げた。



「ふ~ん…んじゃ準備も終わったし買い物でも行くか。」





マンションを出て彼の運転する車に乗り込んだ。



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