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若頭…少女に恋をする。
第13章 デート 右京タジタジ。
暫くして…店内を彷徨くを飽きた心和は俺の隣の開いてる席に座り俺と店員のやりとりに耳を傾けていた。
ようやく手続きを終えて俺は買ったばかりのスマホを心和に渡した。
「私もこれでスマホデビューですね(笑)」
「まぁ使いこなせたらの話だかな(笑)」
「意地悪言わないでくださいっ!家に帰ったら、ちゃんと教えてくださいね!」
そう言い、心和は俺の小指に自分の小指を絡ませ『指切りげんまん』の歌を歌い始めた。
「ふふっ、約束ですよ!!」
「仕方ねぇな…一回の質問に対してセックス一回なっ」
そう告げれば心和は露骨に顔を強ばらせた。
慌てて、「馬鹿だな、本気で取るなよ!冗談だ冗談!お前には冗談も通じないのか?」と言えば
「なんだ…冗談かぁ~」と顔を崩しホッとしたような顔で呟いていた。