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若頭…少女に恋をする。
第14章 崩れ落ちる心和の心。
冷静を装い、私は右京さんに声をかけた
「右京さん」
「ん?」
「一階は食品売り場でしたよね?」
「あぁそれがどうした?」
「たしか冷蔵庫が空だったはず…買い物して帰りたいんですけど…いいですか」
「別に構わんぞ、そのつもりだったし。」
ちょうど会話が終った辺りで、エレベーターは食品売り場がある一階にたどりついた。
勿論そこでも、カゴ持ちをする。
前の俺では有り得ないことだが、正直、俺も心和と同じくはしゃいでる。態度では表さないが。心和の一歩前を歩き大人のふりをして居るが、その辺に居る若者のカップルと何ら変わりはないんだ―。
「右京さん」
「ん?」
「一階は食品売り場でしたよね?」
「あぁそれがどうした?」
「たしか冷蔵庫が空だったはず…買い物して帰りたいんですけど…いいですか」
「別に構わんぞ、そのつもりだったし。」
ちょうど会話が終った辺りで、エレベーターは食品売り場がある一階にたどりついた。
勿論そこでも、カゴ持ちをする。
前の俺では有り得ないことだが、正直、俺も心和と同じくはしゃいでる。態度では表さないが。心和の一歩前を歩き大人のふりをして居るが、その辺に居る若者のカップルと何ら変わりはないんだ―。