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第3章 父の行方

吐き捨てた言葉に心和はキョトンとしている




「お前に会うまで女なんてヤるだけの生き物だって思ってた…



セックス中は優しい甘い言葉なんざかけたことねぇ…。



甘い言葉も攻める言葉も耳元で反応見て感じてぇって思ったのはお前が初めてなんだ…


俺はヤクザに誇りを持ってる…なのに


俺はヤクザだって事を忘れるぐらいお前に惚れてんだ…。


そんな惚れてる女に焦らされたら…あまりにも焦れったくて…つい他の女達みたいに扱ってしまった。


悪気は本当になかった…。初めてなのに…ごめんな心和……。」