この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
若頭…少女に恋をする。
第3章 父の行方
自分の気持ちに嘘はついてない、そんな俺に心和は問う
「どうして…右京さんみたいな人が何故私を好きになるんですか?」
「言ったら…笑うから言わねぇ…」
「教えてくれたら…貴方への思いも変わるかもしれない…。」
「……絶対笑わねぇなら言う。……お前と昨日会う前にお前のオヤジからお前の写真を見せられたんだ」
「…父さんに…?」
「あぁ…その写真見て不覚にも…恋心奪われたんだよ俺は。だからお前を手元に置きたくて…オヤジが言ってきた倍(心和の売値)の値段を支払って二度と会うことを許さないと言う条件で買い取った…。どうしても側に置きたかった…」
「私に一目惚れ…」
「おかしいだろう…俺みたいな良い男がお前みたいな小娘に恋心奪われたんだから…笑いたきゃ笑えよ…」
「笑わない…けど…自分で良い男ってのは自意識過剰ですよ(笑)」
クスクスと笑う心和。
「自分に自信があるから言えんだ。…それより…腰動かしても良いか?」
ずっと繋がったままな俺等…。