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若頭…少女に恋をする。
第4章 慣れないセックス
車が向かった先は高級店の店が建ち並ぶ銀座の町。


その中の一つのお店へと連れて行かれた私。


店に入るなり右京さんは私にこう言った。


「好きなのを好きなだけ選べ。」
「えっ?」


戸惑う私に右京さんはまた


「時間がない、さっさと選べ。」
「っ……は…い……。」



急かされた私は…とりあえず自分の好みの服を手にとる。


そして…その服の値段を見ては棚に戻していた。



私が今まで着ていた服とこのお店の服の値段…0が余りにも違いすぎで…。


そんな私に痺れを切らした右京さんが店のスタッフに頼み何着か選んでいた。



そして…右京さんは低い声で私の名を読んだ。



「心和…。スタッフが選んだ服、試着してこい。」


そう言われ手渡されたのは、いかにもっ!!と言うような高そうなドレスなどだった。


「こんな高級な服…私にはっ…もっと…安いお店で…「この俺と並んで歩くのに安っぽい服は不釣り合いだ…。」


右京さんは私が喋ってるのにも関わらずそう言い放った。



「それに…お前は俺の女だ…そうなった以上には…良いもん着せてやりたいし、良いもんを身につけさせてぇ…それのどこが悪言ってんだ?」



「………で…でも。」


「いいから、試着してこい!!そんなに嫌なら、今ここで俺が服を脱がして着せてやろうか!!」



店の中には数名のスタッフ…そしてお店は外からでもどんな服が有るのか分かる程のピカピカに磨き上げられたガラス張り。


もし ここで右京さんが言うように服を脱がされた場合。


私は公的な場で自分の体を露出する羽目になってしまう。


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