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若頭…少女に恋をする。
第5章 試着室
試着室から出ると慌てて店員達が駆け寄ってきた


「お客様!どうなさいましたか?」


未だ俺の腕の中でグッタリしてる心和の顔を覗きこみ心配そうに見つめた


「急に具合悪くなったみたいだ、悪いが道を開けてくれるか?」



「はっはい!!あのっ…何か冷たい物でもお出ししましょうか?」


「……あぁ…水分補給したほうが良いかもな、頼めるか?」


「はい、ただいま!」


そう言うと店員は慌てて店員しか入れない立ち入り禁止と言うパネルが貼られたドアをあけて中へと入っていた。


俺は心和を抱っこしたまま、直ぐ近くにあったソファーに座り飲み物が届くのをまった。



数分後…ポカリスエットと紙コップを持って店員が奥のドアから戻ってきた。
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