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若頭…少女に恋をする。
第5章 試着室
店員は紙コップにポカリを注ぎ、俺に紙コップを手渡してきた。
その紙コップを心和の口にあてがい飲ませるが上手く行かずこぼしてしまった。
しまいには上手く飲み込め無かったのか、咳き込む始末。
「ちっ…仕方ねぇ…」
咳が収まるのを待ち俺はポカリを一口、口に含み心和の口に注ぎ込んだ。
「ン………」
ゴクリと流し込む音がした。
「もっと飲むか?」
そう言うと心和は頷いた。
3、4度それを繰り返し、ようやく心和は動けるようになり、俺の横に座っていた。
「お連れ様、だいぶ落ち着かれたみたいで良かったです。」
「悪かったな…迷惑かけっちまって、営業妨害になっちまったな…」
「いえ…そんなことないですよ、私達にとっても大変良いものを見させて貰いましたので…」
「良いもの…?」
「はい……彼女さんを心配そうに見つめる眼差し…上手く水分補給出来ず口移しで飲ませる姿…とても絵になってて…良かったです。」
とうっとりする店員。 店員は付け足し
「ここのスタッフ達は少女漫画が大好きなんですよ(笑)…よくある漫画での名場面が生で見れたので//」
「そ……そうか……ならいいんだが。…それでだが今日はこのまま帰るが、さっき選んだそこの棚の全部一着ずっと貰えるか?」
「えっ…」
「それに見合った靴も適当に包んで…今日中に届けて貰えるか…オイッ…千原」
直ぐ側で控えていた千原を呼び、財布からカードを取り出し、千原に渡し「後は任せた」と言い残し心和をもう一度抱き上げ、車へと戻った。
その紙コップを心和の口にあてがい飲ませるが上手く行かずこぼしてしまった。
しまいには上手く飲み込め無かったのか、咳き込む始末。
「ちっ…仕方ねぇ…」
咳が収まるのを待ち俺はポカリを一口、口に含み心和の口に注ぎ込んだ。
「ン………」
ゴクリと流し込む音がした。
「もっと飲むか?」
そう言うと心和は頷いた。
3、4度それを繰り返し、ようやく心和は動けるようになり、俺の横に座っていた。
「お連れ様、だいぶ落ち着かれたみたいで良かったです。」
「悪かったな…迷惑かけっちまって、営業妨害になっちまったな…」
「いえ…そんなことないですよ、私達にとっても大変良いものを見させて貰いましたので…」
「良いもの…?」
「はい……彼女さんを心配そうに見つめる眼差し…上手く水分補給出来ず口移しで飲ませる姿…とても絵になってて…良かったです。」
とうっとりする店員。 店員は付け足し
「ここのスタッフ達は少女漫画が大好きなんですよ(笑)…よくある漫画での名場面が生で見れたので//」
「そ……そうか……ならいいんだが。…それでだが今日はこのまま帰るが、さっき選んだそこの棚の全部一着ずっと貰えるか?」
「えっ…」
「それに見合った靴も適当に包んで…今日中に届けて貰えるか…オイッ…千原」
直ぐ側で控えていた千原を呼び、財布からカードを取り出し、千原に渡し「後は任せた」と言い残し心和をもう一度抱き上げ、車へと戻った。