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Dolls…
第12章 ゆるやかな崩壊
ま、まさか…っ。
まさか、椎葉さん…、ここで…?
嫌な予感がした。
さっきまでとは非にならないぐらいの恐怖と不安を全身で感じた。
私の不安は的中したかのように椎葉さんの手は下着の中に挿入されて来る。
やっぱり、椎葉さん…っ!
「はっ、い、嫌っ!!」
「いいのか?そんな大声を出して」
椎葉さんの声に思わず両手で口を押さえた。
抵抗しようと思わず声を荒げてしまったが、今の声がシュウちゃんに聞こえたら大変だ。
ドクンッ、ドクンッ……
お願い…。
シュウちゃん、気づかないでいて…。
シャー…
浴室から聞こえ続けるシャワーの音。
今の声はどうやらシュウちゃんには聞こえてないみたいだ。
よかった…、とホッとした、が…
「…クスッ。バレたくなきゃ大人しくしてろ」
「や…っ」
もしここで大声を出したり騒いだりしたらシュウちゃんにバレてしまう。
「どうした?大声を出してあの男に助けに来て貰っても構わないが?」
「は、んぐっ」
口を押さえていた腕の皮膚をグッと噛み締めて声を押し殺す。
私をなぶるかのように椎葉さんの指が私の花弁を押し開き、私のソコに触れてくる。
「ふっ、んっ、んぅっ!!」
ダメ…、声が…っ!
「こんな状況なのに、体は正直だな」
椎葉さんの指がぬるりと私の中に入ってきた。
あまりにもあっさりと椎葉さんの指を受け入れた私の体。
それほどまでに、私のソコは蜜が溢れていた。
自分でもわかるほどに…。
お願い…、こんなところでこんな事…
絶対やだ、出来るわけない!
ドアの1枚向こうにはシュウちゃんが…、すぐそこにシュウちゃんがいるのに…っ。