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Dolls…
第26章 Dolls…
薄暗い部屋、時折窓から差し込む稲光で部屋が一瞬だけ照らし出される。

その刹那に見える椎葉さんの姿。


獣のような鋭い目付きが私を見つめてる。


私の足を持ち上げると自分の肩に引っかけて、そのまま体勢をずらして私の足の隙間に顔を埋めて来る。

「あっ、ま、待っ…」

この体勢…。

何をされるかぐらいすぐにわかった。

だけど、あまりにも突然で久し振り過ぎて思わず椎葉さんに声をかけてしまった。

こんな状況で声をかけるべきじゃないかも知れないけど…。

全てが見えてしまうこの位置とこの体勢。


「椎葉さん…っ、待ってっ━━━━あぁっ!」


私の声も聞かず椎葉さんの舌が私のソコに触れた。

触れただけなのに…、私の口からいやらしい声が漏れ出した。


う、嘘…、今の声…。

まだ椎葉さんの舌先しか触れてないのに…。


そんな自分を恥じるように顔を紅潮させたが、恥ずかしさなど感じる暇もないぐらいに━━━━



チュ、チュッ…


「あっ、あぁぁっ!や…っ」

椎葉さんの舌と唇が私のソコを貪るように愛撫してくる。

脳天から痺れるような快楽を感じ思わずソファの生地にガリッと爪を立ててしまった。


「あんっ!し、椎葉さ…っ、だめ…っ、あぁ…っ」

私の声が漏れる度、椎葉さんの興奮は加速して行く。

グイグイと広げれる足の隙間を突き刺すように椎葉さんの舌が割って入ってくる。

足を閉じようにも安藤さんの家で飲まされた薬の効果がまだ続いていて力が入らない。

なのに、体に感じる感覚はそのまま。


「はっ、んっ!あっ、イッ…、イクッ!!」

椎葉さんの舌…、以前と比べて激しさを増している。

まるで、本当に私を食べてしまいそうなほど。



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