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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第5章 【参】
 久方ぶりに見る春瑶院は相変わらずだった。落飾してご後室姿になったのに、不自然なほど白粉を塗りたくり、まるで化粧お化けのようだ。立場や歳を考えて、もう少し地味な作りにした方がいっそ爽やかで良いのにと、嘉宣は母の笹紅が毒々しい唇を眺めた。
 この前、母に逢ったのはいつのことだったか。もう思い出せないほど昔のような気がする。
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