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オレサマ的な王子さま**
第5章 ピュア
「窓の下見なさい、哲平が来てるが、入ってもらうか?」

会いたい、会って抱きしめたいけど私が消えた意味がない。

「帰ってもらって 会う資格なんてないんです。」




「夕夏・・・・・」





しばらくして

「哲平さん・・・・・お父様から伝言です、入ってください」

「夕夏・・・・・」抱きしめそうになった。


「社長の事、私の居場所社員に脅して聞いたんでしょ?私は退職届だしました。もう社長とは、縁は切れました。切らせてください」


「これか?」
退職届を破りすてた。

「俺様は・・・・・」


「失礼します」って扉を閉めた

玄関で泣き崩れ

「もう無理する事は、ないんだ、哲平をよろしく頼む」




玄関から追い出された

振り返ったら
両手を広げて「おかえり、夕夏」
無意識のまま、社長の胸に飛び込んで泣いていた。
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