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オレサマ的な王子さま**
第11章 甘え
気持ち重いまま
ふと見上げた自分の部屋
明かりが灯っていた


慌てて部屋に入った

「おかえり、哲平」

幻覚、夕夏に見える、夕夏?

「私来ちゃった、いいの?」


我に戻った

「な 何?ここにいるのか?好きにするわと」

「だから、哲平がうざいって言っても私は哲平から離れないから」


最近涙腺が弱い神原、またなきはじめた


「夕夏は俺様にどこにでもついてこい、それが秘書だろ?」


「はい、ついていきます」




夕夏をしっかり抱きながら力を込め
夕夏にしがみついた。

手のひらで夕夏の頬をつつみ
優しく口づけを・・・・



「お腹すいてない?哲平」


「さきに今までの分、夕夏を食べてからだ、今夜はとことん・・・」

「ナンシーさんに聞いたわよ、哲平の事」


「・・・・・・・・」


「ありがとう、いつまでも私だけを愛してください、私も哲平だけをあいします」






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