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オレサマ的な王子さま**
第8章 すれ違い
早速、アポを取ろうと試みたが

「社長も代行もとても多忙です。新規の会社とは、いきなりは無理です、空き次第、こちらから連絡を入れる事も可能ですが・・・・」

「夕夏は?」

「個人的な用なら、個人的にお願いいたします、では失礼します」

く・・・・・・っ



「どいつもこいつも俺様を邪険にする・・・・」







ひさしぶりに同期の面々の飲み会

「神原・・・ここで待っていた子猫ちゃん、立派になったな、俺の所と提携した 社長って言ってたも形だけみたいだな、あの場所には未来の旦那の席だと言ってたが・・・」


「神原?何したんだ、あれほど、好き同士だったのに、今じゃ他人とは逢ったんだろ?もう」

「逢えないんだ、アポを取ろうとしたが新規は無理だと、空き次第連絡を待っていると、数年待つようだ、個人的な用なら個人的にと・・・」ため息ついた。


「まあしかし、夕夏さんの情報は時々伝えるけど?」



しんみりとした飲み会
マンションに戻り、宅配ボックスに小包があった。

部屋に入り開けてみたら

お電話ありがとうございました。今は馴れる事が大切です。
私を忘れて早く婚約者と幸せになってください。
私から連絡は、しません。

神原の好きなワインが2本入っていた



く・・・っ
誰が嘘流したのか?
俺様には婚約者はいない


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